例のプールの場所と現在|新宿のスタジオ料金と予約の真相
インターネット上で「男なら一度は見たことがある場所」として語り継がれ、幾度となくSNSのタイムラインを騒がせてきた通称「例のプール」。独特な開閉式の窓と透明感のある水面、高級感漂うリビングが一体となったあの空間は、ネットミームの枠を超えて今や日本屈指の有名ロケーションとして定着しています。
しかし、その正式名称や詳しい所在地、実際に一般人がレンタルして撮影やイベントに使えるのかといった具体的な実態は、断片的な情報しか知られていません。本稿では、新宿の一等地に実在する同スタジオの正確な施設データ、料金体系や予約手順、語り継がれる都市伝説の真相から2026年現在の利用実態に至るまで、客観的な事実に基づいて徹底的に解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 正式名称と場所:新宿区新宿1丁目のマンション「サンハイツ新宿」最上階に位置する貸し撮影スタジオ「ピーススタジオ No.136 Hanazono Room」。
- 歴史と都市伝説の真相:2004年頃から実写作品や特撮・ドラマで重宝され話題に。かつて名匠・市川崑監督が居を構えていたペントハウスがスタジオ化されたもの。
- 一般利用と料金相場:コスプレ撮影や動画配信など個人・法人問わず一般利用可能。スチール撮影で1時間あたり約1.5万〜2万円台、最低利用時間などの規約が存在。
【正体判明】「例のプール」の場所と正式名称|新宿の一等地に潜む貸しスタジオ
ネットユーザーの間で長年「例のプール」の愛称で親しまれている施設の正式名称は、株式会社ピース・スタジオが運営する「No.136 Hanazono Room(ハナゾノルーム)」です。所在地は東京都新宿区新宿1丁目、東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」から徒歩圏内に位置する複合ビル「サンハイツ新宿」の最上階(ペントハウスフロア)にあります。
都心の一等地にありながら外部の視線を遮断できる構造になっており、スタジオの公式フロアデータによると、メインとなる屋内プールエリアには長さ6.6メートル×幅3.2メートルの温水プールが備え付けられています。プールの北側には約4メートル四方のゆったりとしたプールサイドが広がり、東側の壁面には代名詞とも言える大型の開閉式ガラス窓が設置されています。
このプールエリアだけでなく、室内には大型シャンデリアが輝く吹き抜けのリビングルームをはじめ、暖炉、カジノテーブル、本格的なバーカウンター、グランドピアノまで完備されています。単なる遊泳施設ではなく、ドラマやCMの富裕層宅シーン、ラグジュアリーなパーティーシーンの撮影を想定した高級ハウススタジオとして設計・管理されています。

【元ネタと歴史】なぜここまで有名に?AVからドラマ・特撮まで広まった背景
「例のプール」が世間一般に広く認知されるに至った発端は、2004年頃から実写アダルトビデオ(AV)のロケ地として集中的に採用されたことにあります。都心からのアクセスが抜群で、天候に左右されない屋内温水プールであり、採光性に優れた開閉窓を持つスタジオは、制作現場にとって極めて利便性の高い環境でした。
数多くの映像作品に繰り返し登場した結果、視聴者の間で「どのメーカーの作品を見ても同じプールが出てくる」と話題になり、掲示板サイトや初期のSNS上で「あのプール」「例のプール」と呼ばれる独自のネットスラングが形成されました。
その後、このスタジオの存在はサブカルチャーの枠を飛び越え、メジャーメディアへと波及します。特撮テレビドラマ『仮面ライダーフォーゼ』のセレブ高校生の邸宅シーンや、地上波の人気ドラマ、さらには『NHKためしてガッテン』の水中検証シーンなど、一般向け番組でもロケ地として頻繁に起用されました。画面にプールが映り込むたびにネット実況が爆発的な盛り上がりを見せるという、特異なメディア現象を定着させたのです。
噂の真偽を徹底検証|石坂浩二の都市伝説と市川崑監督の知られざる接点
このスタジオを巡っては長年、ひとつの著名な都市伝説が囁かれていました。「かつて俳優の石坂浩二が暮らしていた個人宅を改装したスタジオではないか」という噂です。
この真偽について、2016年に放送されたテレビ番組内でタレントのマツコ・デラックスが石坂浩二本人に直接問いかけたことで、驚くべき真相が白日のもとに晒されました。石坂浩二はプール付きの部屋に住んでいた事実を明確に否定した上で、「自分は同じビルの下の階に住んでおり、プールのある最上階の部屋に住んでいたのは映画監督の市川崑さんだった」という歴史的事実を証言したのです。
日本映画界の巨匠である市川崑監督が私邸として設えた特別なペントハウス空間であったからこそ、現在もスタジオとして圧倒的な重厚感と映画的な構図の美しさを保ち続けているといえます。根拠のないゴシップが、名匠の暮らした住居という思いがけない歴史的価値へと繋がっていた興味深い事例です。

【料金・予約方法】一般利用やコスプレ撮影は可能?スタジオ利用実態を比較
「例のプール」は業界関係者専用の施設ではなく、所定の手続きと利用規約を遵守すれば、一般人でもレンタル利用が可能です。近年ではコスプレ撮影会、動画クリエイターの企画撮影、ファンコミュニティのオフ会など、幅広い用途で予約が入っています。
利用にあたっては、運営会社であるピーススタジオの公式サイトから空き状況を確認し、ウェブまたは電話で予約申し込みを行います。基本的には時間貸しの料金体系となっており、スチール(静止画)撮影とムービー(動画)撮影で価格設定が分かれています。
| 項目 | 詳細・数値データ(Hanazono Room) | 都内高級ハウススタジオ相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| スチール撮影料金 | 1時間あたり 約16,500円〜22,000円前後(税込) | 1時間あたり 15,000円〜30,000円 | プール設備や調度品の充実度を考慮すると標準的で妥当な設定 |
| ムービー撮影料金 | 1時間あたり 約22,000円〜27,500円前後(税込) | 1時間あたり 25,000円〜40,000円 | 都内主要商業スタジオと比較して動画撮影でも比較的利用しやすい |
| 最低利用時間 | 基本4時間〜5時間以上 | 3時間〜5時間 | 短時間の冷やかし利用を防止し、適正な維持管理を行うための標準枠 |
| プール利用規定 | 温水完備・入水可能(規約上の事前確認要) | 水張りオプション別料金の場合あり | 入水撮影時の安全対策や機材の防水対策は利用者側の自己責任 |
一般の個人グループがレンタルする場合、4時間利用でおよそ7万〜10万円程度の費用が発生するため、5〜10名程度のコスプレイヤーやクリエイターでシェアして利用するケースが主流となっています。
【実態検証】利用者の生の声と現場目線で見えたリアル
実際にスタジオを利用したクリエイターや現場関係者の証言によると、ネット上のミームとしての軽妙なイメージとは裏腹に、管理体制は極めて厳格かつプロフェッショナルに維持されています。
現場を訪れた利用者からは、「写真で見るよりもリビングの吹き抜けが高く、採光が素晴らしい」「温水プールの水温が適切に保たれており、水中撮影の負担が少ない」といった肯定的な評価が多く聞かれます。近年では人気セクシー女優の瀬戸カンナが公式YouTubeチャンネルで詳細なルームツアー動画を公開し、細かな内装や設備の現在の様子を紹介したことでも大きな反響を呼びました。
一方で、注意すべきリアルな実態も存在します。スタジオは閑静な複合マンションの上層階に位置するため、「完全防音のライブハウスではないため大音量の演奏や過度な騒音は厳禁」「見学のみの一般立ち入りは一切不可」という点です。スタジオ側の営業に支障をきたすような「聖地巡礼」目的での無断訪問やエントランス周辺の徘徊は固く禁じられており、厳正な利用マナーが求められます。

【メディア社会学視点】ネットミーム化が生んだ文化的価値と利用判断基準
なぜ「例のプール」は、20年以上にわたって日本人の集合的無意識に刻まれ続けているのでしょうか。メディア論およびカルチャー研究の観点から分析すると、そこには「文脈の共有によるハイコンテクストな共犯関係」が存在します。
特定の空間構造(天窓、青いプールサイド、透明な水面)を見るだけで、言語による説明なしに特定のカルチャーやユーモアを瞬時に想起させる「視覚的記号(シニフィアン)」として完成されています。これは日本のインターネットコミュニティが育んできた特有のパロディ文化の象徴であり、テレビ局のプロデューサーや広告プランナーが「小ネタ」として劇中に忍ばせたくなる強力な文脈的引力を持っています。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
この象徴的な空間を実際にレンタルして利用するにあたり、編集部が提示する判断基準は以下の通りです。
- 向いている人:
- ネットカルチャーの文脈を取り入れたユニークな動画・写真を制作したいクリエイター
- 自然光と温水プールを活かした本格的な水着・コスプレ撮影を行いたいグループ
- 高級感あるリビングとバーカウンターを舞台にドラマ性の高いロケ撮影を求める制作陣
- おすすめできない(慎重になるべき)人:
- 単なる物見遊山や「記念写真1枚」のために少人数・低予算で短時間利用したい人(最低利用時間と料金規定に合致しない)
- 大音量で騒ぐパーティーや、近隣住民・同居テナントへの配慮ができない団体
- スタジオ規約や水回り機材の安全管理ルールを遵守できない人
【例のプール】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:一般人がスタジオの中を見学・下見することはできますか?
A1:一般の観光目的や無料での立ち入り見学は一切認められていません。撮影を前提としたロケハンの場合でも、事前にピーススタジオへの問い合わせと予約が必要であり、スタジオの空き状況に応じた正規の手続きが必須となります。
Q2:個人で借りて実際にプールで泳ぐことは可能ですか?
A2:可能です。スタジオ備え付けのプールは温水プールとして稼働しており、水着着用での入水や遊泳シーンの撮影が行えます。ただし、水質保全や室内への水濡れ対策、飛び込み等の危険行為の禁止など、スタジオが定める厳格な利用規約を順守する必要があります。
Q3:閉鎖されたという噂をネットで見ましたが、現在も営業していますか?
A3:閉鎖の噂は事実無根であり、現在も「ピーススタジオ No.136 Hanazono Room」として正規に営業を継続しています。公式ウェブサイトから最新の予約スケジュール確認や申し込みを受け付けています。
まとめ:ネットカルチャーの聖地が持つ現在地と活用のヒント
「例のプール」こと「No.136 Hanazono Room」は、巨匠・市川崑監督の邸宅という由緒正しいルーツを持ち、実写映像産業からネットミーム、そしてメジャーエンターテインメントへと越境していった日本随一のアイコニックなスタジオです。
ネット上のジョークとして消費される一方で、都心部で温水プール撮影が可能な高規格ハウススタジオとしての実用性は今なお高く評価されています。利用を検討する際は、最低利用時間やマンション内スタジオとしてのマナーを正しく理解し、規約に則った正規の手続きでその唯一無二の空間を活用してください。 (出典: 例 の プール(Yahoo!ニュース))