世界で最も美しい顔ランキング2020女性版の全貌と日本人順位
毎年年末になると世界中で大きな話題を呼び、日本のワイドショーやSNSのトレンドを席巻する「世界で最も美しい顔100人(100 Most Beautiful Faces)」。映画評論サイトを主宰するTC Candlerが発表するこのランキングは、美の基準をめぐる熱い議論を巻き起こす風物詩として定着しています。特に激動の年となった2020年女性版は、アジア勢の躍進や若手女優の台頭など、例年以上にドラマチックな順位変動が記録されました。
栄えある世界1位の座を射止めたのは誰だったのか、そして山本舞香や小松菜奈、石原さとみといった注目の日本人女優・タレント陣はどのような順位につけたのか。選考基準の裏側にある事実関係とネット上のリアルな反響まで、エンターテインメント報道の視点からその全貌を解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2020年女性版の第1位はイスラエル出身のモデル、ヤエル・シェルビアが獲得し、2位にはBLACKPINKのリサが輝いた。
- 要点2:日本人最高位は25位の山本舞香。続いて34位にTWICEのサナ、56位に小松菜奈、95位に石原さとみがランクインを果たした。
- 要点3:TC Candlerの選考は公的機関の統計ではなく「個人的な主観と推薦」に基づくプロジェクトであり、エンタメとしてのリテラシーを持った鑑賞が求められる。
【2020年結果】1位ヤエル・シェルビアと世界トップクラスの顔ぶれ
2020年12月28日に公式YouTubeチャンネルを通じて公開された「世界で最も美しい顔100人」2020年女性版において、頂点となる1位に輝いたのはイスラエル出身のモデル兼女優、ヤエル・シェルビア(Yael Shelbia)でした。当時19歳だった彼女は、2017年の14位、2018年の3位、2019年の2位と年々順位を上げ、ついに世界一の称号を手にしました。エキゾチックなブルーの瞳と気品あふれるクラシカルな美貌は、世界的ファッションブランドのキャンペーンでも脚光を浴びていた存在です。
続く第2位にはグローバルガールズグループBLACKPINKのメンバーであるリサ(LISA)がランクイン。前年の3位からさらにステップアップし、圧倒的なダンススキルと唯一無二のビジュアルアイコンとしての存在感を証明しました。また、2019年に1位を獲得していたTWICEのツウィ(TZUYU)は第4位にランクインし、依然としてトップクラスの人気と美しさを維持しています。
トップ10の顔ぶれを振り返ると、ヨーロッパ、中東、アジア、オセアニアと非常に多国籍な構成となっており、K-POPの世界的浸透を背景にしたアジア系アーティストの強さが際立つ結果となりました。

【日本人順位】山本舞香が日本勢トップ!小松菜奈・石原さとみの健闘
日本国内で最も視線が集まった日本人ノミネート者の結果において、国内最高位となる第25位を記録したのが女優の山本舞香です。前年2019年の22位に続く2年連続の選出となり、クールさと愛らしさを兼ね備えたオリエンタルな顔立ちと、媚びない独自のスタイルが高く評価されました。当時の本人のSNSやインタビューでもファンへの感謝が綴られ、大きな反響を呼びました。
続いて、K-POP界のトップランナーとして世界で活躍するTWICEの日本人メンバー・サナ(SANA)が第34位にランクイン。抜群のプロポーションと愛嬌あふれるビジュアルでグローバルなファン層からの推薦を集めました。さらに、独特のアンニュイな雰囲気と圧倒的な表現力で国内外のファッション界を魅了する小松菜奈が第56位に入り、4年連続のランクインを達成しています。
そして、かつて2016年に日本人歴代最高位タイとなる6位を記録した石原さとみは第95位にランクイン。通算8回目の選出となり、まさに日本の美の象徴として長年にわたり世界水準で認知されている事実を改めて示しました。
【データ比較】2020年版主要ランクイン美女と歴代推移の徹底検証
2020年の主要な選出メンバーについて、その順位・属性・過去実績を比較整理した一覧データが以下の通りです。
| 順位・氏名 | 国籍・活動ジャンル | 過去の最高順位・歴代推移 | 編集部の分析・選出背景 |
|---|---|---|---|
| 1位:ヤエル・シェルビア | イスラエル(モデル・女優) | 2018年3位 ➔ 2019年2位 ➔ 2020年1位 | 数年にわたる段階的な順位上昇を経ての戴冠。TC Candler好みの端正な造形美。 |
| 2位:リサ(LISA) | タイ(BLACKPINK) | 2018年9位 ➔ 2019年3位 ➔ 2020年2位 | 世界的なK-POPブームと熱狂的なSNSファンダムの推薦票を背景に上位定着。 |
| 4位:ツウィ(TZUYU) | 台湾(TWICE) | 2017年3位 ➔ 2019年1位 ➔ 2020年4位 | 前年覇者としての圧倒的な知名度。アジアを代表するビジュアル担当の地位を維持。 |
| 25位:山本舞香 | 日本(女優・モデル) | 2019年22位 ➔ 2020年25位(日本人1位) | エキゾチックかつ芯の強い表情が海外選考陣に評価され、2年連続の日本人首位。 |
| 34位:サナ(SANA) | 日本(TWICE) | 2017年21位 ➔ 2019年48位 ➔ 2020年34位 | グローバルグループの一員として多国籍なファン層から安定した推薦を獲得。 |
| 56位:小松菜奈 | 日本(女優・モデル) | 2018年31位 ➔ 2019年41位 ➔ 2020年56位 | シャネルのアンバサダーを務めるなど、海外モード界での高い認知度が反映。 |
| 95位:石原さとみ | 日本(女優) | 2016年6位 ➔ 2019年62位 ➔ 2020年95位 | 通算8回目の選出で名誉ある殿堂入り候補。日本を代表する美のアイコン。 |

【選考基準の真相】TC Candlerとは何者か?ネットの誤解と選考理由
日本国内のメディアでは「世界で最も美しい顔」として権威ある公的ランキングのように報じられる機会が少なくありません。しかし、その実態と選考基準の真相を正しく理解しておく必要があります。
このランキングを主宰する「TC Candler」は、イギリス生まれのアメリカ在住男性が1990年に立ち上げた個人の映画レビューサイトに端を発しています。同サイト自身も明言している通り、選考基準は「世論調査でも人気投票でもなく、美しさの客観的基準を追求したものでもない。TC Candler率いる小規模なグループ(The Independent Critics)の主観的意見」です。
選考プロセスとしては、世界中のユーザーからYouTubeのコメント欄やSNSを通じて数万件に及ぶ「ノミネート推薦」を募り、そこから運営側が主観的に100人を選出・格付けしています。つまり、国際的な美容機関や学術的な統計データに基づくものではなく、あくまで「個人の審美眼によるカルチャー・プロジェクト」というのが実情です。
それにもかかわらず、なぜこれほど強烈な影響力を持つに至ったのか。その背景には、2010年代以降のK-POPの世界的拡大とソーシャルメディアのバイラル構造があります。世界中の熱心なファンが推しのアイドルをランクインさせようとSNSで拡散し、結果として莫大な再生数とエンゲージメントを生み出す巨大コンテンツへと成長したのです。
【実態検証】ネットの反応・評判と過熱するルッキズムの議論
2020年版の発表直後、SNSや掲示板(Twitter/X、5ちゃんねる、Yahoo!ニュースコメント欄など)では賛否両論の様々な声が飛び交いました。
ファンの間では「山本舞香ちゃんのキリッとした美しさが世界に認められて嬉しい」「TWICEやBLACKPINKのメンバーが上位を独占していて納得」といった歓喜の声があふれた一方で、冷静なユーザーからは選考の偏りに対する疑問も噴出しました。「なぜ特定のK-POPアイドルばかりが大量に選ばれるのか」「日本のテレビが個人のブログランキングを過剰に取り上げすぎている」といった指摘は年々増加傾向にあります。
さらに近年では、容姿に優劣をつけて公に順位付けを行う行為そのものに対する「ルッキズム(外見至上主義)批判」も強まっています。美の基準は文化や個人によって多様であるべきだという意識が広がる中、単一のランキングで順位を競わせるフォーマット自体が時代遅れになりつつあるのではないかという議論も活発化しています。
【プロの結論】メディアリテラシーとエンタメ消費の正しい境界線
情報化社会を生きる私たちがこのランキングから学ぶべき教訓は、情報の出所を見極めるメディアリテラシーの重要性です。
「世界が選んだ」「国際的な認定」といった大げさな見出しに惑わされず、それが「誰によって、どのような意図で作られた情報なのか」を冷静に検証する姿勢が不可欠です。このランキングを「絶対的な美の指標」として真に受けるのではなく、「世界各地の魅力的な表現者を知るためのエンターテインメント・カタログ」としてライトに楽しむことこそが、健全な受容のあり方と言えます。

【世界で最も美しい顔ランキング 2020 女性】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2020年の世界で最も美しい顔ランキング女性版で1位になったのは誰ですか?
A1:イスラエル出身のモデル・女優であるヤエル・シェルビア(Yael Shelbia)です。前年の2位からランクアップし、当時19歳で初めての1位を獲得しました。
Q2:2020年にランクインした日本人の順位とメンバーは?
A2:公式にランクインした日本人は4名です。最高位は山本舞香(25位)で、続いてTWICEのサナ(34位)、小松菜奈(56位)、石原さとみ(95位)が選出されました。
Q3:選考基準はどのように決まっているのですか?一般投票ですか?
A3:一般投票や世論調査ではなく、主催者であるTC Candlerと「The Independent Critics」と呼ばれる運営グループの主観的な評価によって決定されています。SNS上での推薦コメントを参考にしつつも、最終決定は個人の審美眼に基づいています。
Q4:歴代で最も高い順位を獲得した日本人は誰ですか?
A4:歴代の日本人最高位は、2014年の桐谷美玲および2016年の石原さとみが記録した第6位です。
まとめ:ランキングの功罪とビジュアルカルチャーの未来
2020年の「世界で最も美しい顔100人」は、ヤエル・シェルビアの戴冠やBLACKPINKリサ、TWICEメンバーの躍進、そして山本舞香や小松菜奈ら日本人女優の存在感など、当時のグローバルエンタメの力関係を鮮やかに映し出したランキングでした。
個人の主観によるプロジェクトでありながら、ここまで世界中を巻き込むコンテンツとなった理由は、ファンダムの熱量とSNS社会の拡散力にあります。外見至上主義への配慮や選考の透明性が問われる時代だからこそ、ランキングの数字そのものに一喜一憂するのではなく、国境を越えて活躍する表現者たちの個性や魅力を発見するきっかけとして受け止めるのが最もスマートな楽しみ方です。 (出典: 世界で最も美しい顔ランキング 2020 女性(Yahoo!ニュース))